「謄本」と「抄本」の違いって何?
このコラムでわかること
- 戸籍取得の申請書で見る「謄本」と「抄本」の違いについて
戸籍謄本を取得のため市町村役場へ行き、申請書を記入しようとすると「謄本」と「抄本」の文字が。この2つの違いはなんですか?
ご質問ありがとうございます。税理士法人YFPクレア 資産税部の木村がお応え致します。
まず読み方から
「謄本」→「とうほん」
「抄本」→「しょうほん」
と読みます。
さらにコンピュータ化されているところでは
「謄本」を「全部事項証明」
「抄本」を「一部事項証明」
と呼んでいます。
次にこの2つの違いを見ていきましょう。
簡単に言うと
「謄本」は全部、 「抄本」は一部という違いになります。
「戸籍謄本」は1つの戸籍に記載されている全員の身分関係を写したもので
「戸籍抄本」は1つの戸籍に記載されている一部の人の情報を写したものです。
なので申請書の「個人事項証明書(抄本)」の欄には「必要な人」の記載があり
個人名を記載する必要があります。
相続税申告の場合には全員分の身分関係が記載されている「戸籍謄本」を取得すれば大丈夫です。
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