相続で聞く「除籍」ってなんですか?
このコラムでわかること
- 「除籍」の意味と相続へのかかわりについて
相続の時に聞くことのある「除籍」の意味はなんでしょうか?調べてみても良くわかりませんでした。
ご質問ありがとうございます。
今回は木村がお答えいたします。
相続税申告時に必要となる除籍謄本の「除籍」の意味は2つあります。
まず1つ目。【ある戸籍に記載されている構成員が「婚姻」や「死亡」によりその戸籍から除かれること】
この事象を「除籍」と呼びます。
そして2つ目は、【戸籍に記載されている者全員が「婚姻」や「死亡」によって戸籍から除かれ、戸籍に誰もいなくなったために、戸籍簿から除籍簿へと移し替えられた戸籍】を指して、「除籍」と呼びます。
除籍謄本とはこの除籍された戸籍全部の写しのことを指します。
相続税申告で除籍謄本が必要となる理由は、被相続人の過去の記録を確認する必要があるためです。
今ある「戸籍」だけだと確認しきれない相続人の可能性を探るために、「除籍」謄本が必要になるということですね。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 相続税の生前準備や対策2022年10月17日【相続対策】生前に墓地等を購入する
- 相続税の生前準備や対策2022年9月19日【相続対策】アパートを建てるという対策
- 相続に関する雑学⁉2022年7月14日【相続対策】 会社への貸付債権に注意する
- 相続に関する雑学⁉2022年6月14日【相続税対策】生命保険金等の非課税枠を使おう
お問合せ
相続、生前対策、相続税還付のご相談はお気軽に
※ 弊社は無理に営業することはございません。
※ 事前に相談なく、事例コラムなどに掲載することはございません。
※ お客様の許可なく、メールマガジンなどを送ることはございません。