相続で聞く「除籍」ってなんですか?

このコラムでわかること

  • 「除籍」の意味と相続へのかかわりについて

相続の時に聞くことのある「除籍」の意味はなんでしょうか?調べてみても良くわかりませんでした。

ご質問ありがとうございます。
今回は木村がお答えいたします。

相続税申告時に必要となる除籍謄本の「除籍」の意味は2つあります。

まず1つ目。【ある戸籍に記載されている構成員が「婚姻」や「死亡」によりその戸籍から除かれること
この事象を「除籍」と呼びます。

そして2つ目は、【戸籍に記載されている者全員が「婚姻」や「死亡」によって戸籍から除かれ、戸籍に誰もいなくなったために、戸籍簿から除籍簿へと移し替えられた戸籍】を指して、「除籍」と呼びます。

除籍謄本とはこの除籍された戸籍全部の写しのことを指します。

相続税申告で除籍謄本が必要となる理由は、被相続人の過去の記録を確認する必要があるためです。
今ある「戸籍」だけだと確認しきれない相続人の可能性を探るために、「除籍」謄本が必要になるということですね。

投稿者プロフィール

木村
木村
2018年 税理士法人YFPクレアに入社。
未経験からスタートし、持ち前のまじめさと不屈の精神で
相続税申告のお手伝いから今では担当者に。
もともと素人だったからこそ、丁寧でわかりやすいと評判です。

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