【SEO表示スピード】WebPで速度は変わるのか！？【検証】

こんにちは、YFPクレア　ホームページ制作チームの越尾です。

この度、めでたくこのサイトでもWEBPを使える様になり、iPhoneでも問題なく画像が表示されるのもテスト出来たので、当サイトもWebPに乗り換えようかなぁと思います。
けど、WebPってホントにサイトスピードに影響あるのかしら？無かったら残念じゃない？

弊社のお客様にもきちんと説明出来るように一度実験をして見ようと思います！

WebPとは？

そもそもWebPってなんだ？
WebPと書くと「ウェブピー」と読みそうですが、正しくは「ウェッピー」。

WebP（ウェッピー）はグーグルが開発した画像フォーマットのことです。
jpegやpngといった画像フォーマットの中でも新しいものになります。

2020年にめでたくアップルのSafariでもWebPが表示される様になり、他のデバイスでもIE（インターネットエクスプローラー）以外は表示されます。

ところで、WebPはどんな特徴があるのでしょうか？

WebPは非可逆圧縮

非可逆圧縮というのは、「一度サイズを小さくしてから、もとの大きさに戻しても、元通りにはなりませんよ！」ということです。
イメージしやすいのはjpegですが、一度小さくしてしまったら、元の写真には戻せません。仮に元の大きさにしても、モザイクが掛かったような画像になってしまいます。

可逆圧縮の代表例はPNG。会社のロゴ等はPNGで作られる事が多いですが、PNGは大きくしても小さくしてもきれいなままです。

ファイルサイズが軽い

WebPの開発元であるGoogleは、ほぼ同等の画質でPNGよりも約26％、 JPGより約25〜34％軽くできると発表しています。（https://developers.google.com/speed/webp）

透過も出来る！

表示スピードが早い＝SEOに効く！

ファイルサイズが軽い！ということは、SEOにプラスの効果があるはずです。

ならば実験をしてみようと思います！

【検証】WebPとjpegのページの表示スピードを比較する

検証方法

当サイトの固定ページを２つ作りました。

写真のフリー素材がダウンロード出来る写真AC様からダウンロードした写真を使用。
以前にダウンロードして、サイズを加工し、既に一度圧縮をかけて画像を軽くして
私のPC内で保管していたjpegを最初に固定ページに６枚貼り付けた後、
PC内の同画像をWEBPに変換出来るサイトにて変換し、固定ページに貼り付ける。

で、下記の２つのサイトを作りました。

もちろんテーマとか諸条件は一緒。画像だけjpeg→WEBPに変換してるだけ。

比較はグーグルが出しているPage Speed InsightsでモバイルとPCで比較します

結果

jpegの結果はモバイルが58　パソコンが97

うーん決して悪くないと思う。

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WebPはモバイルが65、PCが99！！！

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WebPのほうが確かに早くなってる！

モバイルの得点が7ポイント高くなっていますね。
画像を変えるだけでこれだけ早くなってくれるのはSEOではとても有利になるかと思います。

弊社のようにWEBPが使える環境下にある場合は、WebPを使うのもいいでしょう。
ワードプレスが古いままだったり、テーマが古かったり、やたらプラグインを入れてて干渉してしまうようなサイトではまだ真似出来ません。

最近では、グーグルはモバイルユーザーが多くなって来たことから、サイトの表示スピードがSEOへの影響を大きくなることを示唆しています。
SEOはもちろんですが、せっかく訪問してきてくれた人を「なんかこのサイト重いな」と言って逃したくないですよね。

ぜひ、これからはWebPも活用して行きましょう！