【ウェブサイトもパレートの法則】上位2割のコンテンツで8割のPVを作る

このコラムでわかること

  • パレートの法則がウェブマーケティングでも成立するかどうか
  • それをもとに、どのようにウェブサイトを作っていくべきか

このコラムをオススメしたい人

  • コンテンツ制作を始めたばかりの方
  • SEOを意識し始めた方
  • コンテンツ作っても全然PV数が上がらなくて心折れそうな方

「一生懸命書いたのに、全然PV数が上がらない!」そう思っているSEO一年生の諸君!
「titleが悪いの?descriptionが悪いの?それともコンテンツ?文字数が足りない?なんでだよーーー!!」と叫びたくなるお気持ち、すごくわかります。

でもまぁ、SEOって1年2年かけて、細く長くやっていくイメージでやってるほうが幸福度高いので、SEO一年生の諸君はまずはコーヒーかお茶でも飲みながら、こちらのコンテンツを御覧ください。

パレートの法則とは?伝説の「2:8の法則」

パレートの法則と聞いてもピンとこなくても、2:8の法則と聞くと、なにか聞き覚えがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
万物を作った神様はなんだか2:8というバランスで森羅万象を作ったようです。

パレートの法則は「上位2割が成果の8割を生み出す」という法則です。

具体的にはどういうことか。一般的に言われている「パレートの法則」についてをご紹介します。

アリの場合

パレートの法則を説明するときによく使われるのが、働きアリです。働きアリは2割のアリが8割の食べ物を運んできて、6割は残りの2割の食べ物を、更に残りの2割の働きアリはサボっていると言われています。(パレートの法則の変則で、2-6-2の法則とも言われてます)

セールスの場合

2割の営業マンが会社全体の8割の売上を作って、8割の営業マンが残り2割の売上を作る。

実際に、大手食品メーカーに勤めてたときに全社の売上を見ることができたので、見てみたところ、本当に2:8でした。(ちなみに私は8の方にいましたw)
海外営業の営業マンが上位を占め、国内営業はそのおこぼれで給料出てる感じでしたw

では、我々のウェブの世界、マーケティングの世界ではどうなのか。気になりますよね。次は実際に弊社(税理士法人YFPクレア オフィシャルサイト)をもとに検証してみます。

【検証】マーケティングでもパレートの法則は成り立つのか?

アナリティクスのデータをとってくる

これは本日、スクショしたアナリティクスの結果です。

非常に重要なデータなので、URLだけは消してあります。

1週間のページビュー数(PV数)は6906PV。
コンテンツ数は485あります。

これで、本当にパレートの法則が成り立つならば、
上位の97コンテンツで、5525PVを得ている。ってことです。

アナリティクスで計算するのはとてもめんどいので、アナリティクスのデータをあれでエクセルにエクスポートして検証を続けます。

エクセルで合計を見てみる

パレートの法則はウェブマーケティングでも通用するのか検証

アナリティクスでエクスポートしたエクセルです。

URLの部分をわかりやすく、コンテンツの上位から1位2位と番号を振ってみました。

では問題の97位のコンテンツを見てみましょう。

パレートの法則はウェブサイト、ウェブマーケティングでも通用するのか、

なんとびっくり。100位でも11PVもあった。昔は1PVくらいだったけど、随分とロングテイルのサイトになったものだ。

さて、では計算式を入れて計算してみます。

アナリティクスの結果

コンテンツ数485
全PV6906
上位2割97コンテンツ目
全体の8割のPV5525PV
1~97位のPV合計5628PV

どうでしょうか?sumで97位まで合計したところ、100PV上振れしましたが、誤差2%程度でほぼほぼパレートの法則通りになっています。

つまり、ウェブサイトを運営する上で「パレートの法則が成り立つ」ということです。
他にも5サイトほど運営をしていますが、全てのウェブサイトでパレートの法則は成り立っていました。
10ページしかないサイトも、500ページあるサイトも、パレートの法則は成立しました。

メンタリストDaiGo風に言うと「サンプル数5」ですが、多分、他のサイトもそうなのではないでしょうか?

【まとめ】パレートの法則をもとに、どうウェブサイトを作っていくか

では、ウェブサイトを運営する上でも、パレートの法則が成り立つということがわかったらどうしたらいいのか。

重要なのは

すべてのページを見られるページにしなくていい
というか、全てのページは見られない!と割り切る。
その上で、見られなくてもいいけど、質の良いページは作り続ける
そうすると、また、見てもられるページが増え、全体のPVが上がり、見てもらいページのPVが上がる。

ということです。もちろん、グーグルが「これは劣悪なコンテンツだわぁ」と感じるような最悪なページは問題外ですが、このサイトでいうと、「ライトプランスタンダードプランは見てもらいたいけど、制作実績やコラムを1ページずつ全部を見てもらう必要はないよね」とかそんな感じです。

逆に言えば、今ある全てのページを見てもらいたいページである場合、そのページの4倍以上のページ数を作ると、見てもらいたいページのPV数が上がる可能性があります。

つまり、一生懸命、新しいコンテンツを作れよーってことです。見てもらいたいコンテンツを作り終わったら、そのコンテンツに関わるコラムやブログを掲載していくことでサイト全体が成長し、見てもらいたいコンテンツへアクセスがされるようになります。

とはいえ、税理士法人YFPクレアの場合は、実は相続コラムが1位。見てもらいたいページはもっと下の方にあるのですが、そのコラムのおかげか、相続に関する問い合わせ数は増えました。

そして、そうやってページ数を増やしていくと、新たにPV数を稼ぐページが生まれてきます。
10ページしかないサイトも、500ページあるサイトも、パレートの法則は成立したことから、分母を多くすればするほど、上位2割のPV数が増えます。これを信じて、毎日更新し続けるとサイト制作を始めた当初ならば3ヶ月ごとに2倍ずつPV数は増やしていけました。

このコラムも一生懸命書きましたが、上位2割に入るか、それとも8割に入るかはわかりません。
わかりませんが、見てもらえたら嬉しいし、見てもらえなかったとしても8割として全体の分母になって全体の力にはなってくれる。悪いことではないですよね。

SEOは回りくどい。でも、だから、楽しい。

コンテンツ制作、頑張りましょう。

投稿者プロフィール

越尾
越尾税理士法人YFPクレア SEO/コンテンツ制作担当
入社半年から自社サイトの運営を担当。
最初は300PV、社内の支援も特になかったのですが、コツコツ続けてると手伝ってくれるスタッフも増え、今では月間20,000PVをキープ。
2年目からは求人も自社サイト+indeedで行う。
1求人当たり20,000円以下で採用ができている。

税理士法人YFPクレアのお客様とお会いして、
中小企業の3大悩みは「お金」「集客」「採用」と気づき、
自社サイトを通じて得られたノウハウを使って、顧問先のお客様やこれから創業されるお客様に貢献したいと思い、ホームページ制作サービスを開始。

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