馬主の確定申告

税理士法人YFPクレアは個人馬主の確定申告サポートを行っております。

馬主の税務・経理の特殊性

馬主の経理や税務は特殊です!ご注意ください!

収入が多岐にわたる馬主

馬主の主な収入はレースでもらう賞金や賞品です。負傷等により休養見舞金等も確定申告の必要な事業所得または雑所得になります。

他にもその他、馬を売却した場合は事業所得、雑所得、譲渡所得の何れかになります。

馬主の事業所得と雑所得の判定基準

事業所得と雑所得の違い

事業所得

雑所得

競走馬保有の赤字がある場合

他の所得との損益通算ができる
給与不動産などの赤字との相殺が可能

総所得金額に黒字の場合は含まれるが赤字の場合は損益通算できずに切捨て

競走馬の譲渡損失

他の所得との損益通算ができ、
繰越損失繰り戻し還付ができる

損失は雑所得の範囲のみしか控除できない

青色申告

青色申告ができる。

使えない

個人馬主の競走馬を持っていても、必ず事業所得になるとは限りません。

事業所得として判定されるには、保有馬数や出走回数によって判定されます。

  • 登録期間が6月以上の競走馬を5頭以上保有している場合
  • 過去3年間の各年において、その各年における登録期間が6月以上の競走馬を2頭以上保有し、かつ、3年のうちに、競走馬の保有にかかる所得の金額が黒字の金額である年が1年以上ある場合
  • 過去3年間の各年において、競馬賞金等の収入があり、その各年のうち、年間5回以上(2歳馬については年間3回以上)出走している競走馬(共有馬を除く)を保有する年が1年以上ある場合

6月以上5頭以上を保有していれば、事業所得となりますが、1頭~4頭でも出走回数や他条件によっては事業所得とすることは可能になります。

参考:国税庁「競走馬の保有に係る所得の税務上の取扱いについて(通知)」

個人馬主が事業所得か雑所得か判定します

繁殖牝馬又は種牡馬の保有に係る所得は事業所得または雑所得

所有権を所有したまま、競走馬の登録を抹消した上で、牧場で繁殖や種付けをしている馬と生まれた仔馬の売却にかかる一連の所得は事業所得か雑所得になります。

また、競走馬や繁殖牝馬、種牡馬等の資産として保有している馬を譲渡した場合は譲渡税
生まれた仔馬は事業所得か雑所得・・・と区別します。

参照;馬主税務情報 一般社団法人東京馬主協会

馬の耐用年数は4年

競走馬は資産に計上され、減価償却が可能です。
耐用年数は4年。

馬主も課税売上1,000万円を超えると消費税課税対象

レースの賞金などで年間の収入が1000万円をこえると、その2年後から消費税が課税されます。

消費税は原則方式と簡易課税方式の2種類の申告方法がありますので、シミュレーションが必要となります。簡易課税を選ぶ場合には、かならず前年までに申請が必要ですので、お早めにご相談ください。

賞金が75万円を超えると源泉徴収

競馬の賞金が75万円を超えると源泉徴収されます。
源泉徴収は所得税の前払いなので、きちんと確定申告を行って納税しましょう

経費になるもの

調教師に支払う委託料、騎手に支払う進上金、馬の輸送料などが経費となります。

他の事業と同様に、馬主としての業務を行うためのものは経費となります。

一口馬主の場合は20万円超えたら確定申告

一口馬主の方の場合、収入から費用を抜いた金額が20万円を超えたら確定申告が必要です。
その場合は、雑所得になります。

税理士法人YFPクレアの馬主の税務・確定申告サポート

1、面倒な経理は丸投げOK!!

面倒な経理は丸投げでOK!!!

経費のレシートや通帳のコピーなど、必要書類を弊社に送っていただきましたら、会計ソフトへの記帳は弊社の方で行います。

面倒な手間が省き、本業に集中ができると喜ばれています。

2、確定申告書も作成

弊社で記帳をしたデータをもとに、弊社で確定申告まで行います。

税務署に赴く必要もありません。ご自身で不安に思いながら確定申告をするよりも、プロに任せて正しく申告しましょう!

3、税金の相談もできます

「今年はいくら税金がかかる?」

これは興味のあるご質問かと思います。税理士法人YFPクレアでは、収入・経費が予想できる場合は納税のシミュレーションを行うこともできます。

そのうえで、税金を抑えられる方法がないかを検討させて頂きます。

費用(個人の青色確定申告)

個人申告

馬主所得の内容年間報酬(税抜)
1~5頭80,000円
6~10頭140,000円
11~20頭240,000円
21頭以上別途お見積りとなります。ご相談下さい。
競走馬の譲渡50,000円/馬
消費税申告簡易:30,000円
本則:90,000円

おおよそ月の仕訳数が30以下となります。30以上の取引がある場合には別途ご相談ください。

馬主所得と併せてその他の所得の申告が必要となる場合は、以下の金額を別途ご請求申し上げます。

税抜表示
給与所得・退職所得0円
事業所得別途お見積りとなります。
一時所得・雑所得別途お見積りとなります。
(保険・年金などの収入は無料となります。)
所得控除雑損控除  :5,000円~
医療費控除 :5,000円~
ふるさと納税:3,000円~

法人申告

税抜表示
売上 5,000万円以下月額報酬(記帳代行報酬):30,000円
決算報酬(税務申告報酬):0円   
年間報酬        :360,000円
売上 1億円以下月額報酬(記帳代行報酬):40,000円
決算報酬(税務申告報酬):0円   
年間報酬        :480,000円
売上 1億円超別途お見積りとなります。ご相談下さい。
消費税申告簡易:30,000円
本則:90,000円

おおよそ月の仕訳数が50以下となります。50以上の取引がある場合には別途ご相談ください。

会社設立して節税も

個人で確定申告していると、どんどん税金が高くなってしまうケースがあります。

社会保険料の負担や、家族構成によりますのでいくら以上の利益だと法人が有利ですとは言えませんが、所得が1000万円近くになってきたら、法人成りのシミュレーションをお勧めします。

法人成りの簡易シミュレーションは無料ですので、お気軽に申し込んでください。

初回相談【無料】

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初回は担当者がお会いさせて頂き、経営者様のご要望等や経営課題のヒヤリングさせて頂きます。税理士法人YFPクレアのサービス内容にご納得いただいた上でご契約させて頂きます。

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