歯科で使われている補助金
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
- IT導入補助金
ものづくり補助金
ものづくり補助金の対象となるものと補助金額
歯科でよく申請されるものづくり補助金対象物
- マイクロスコープ
- CT
- 口腔内スキャナ
- ミリングマシン
補助金額
補助金額 100万円~1,250万円
補助率 1/2 もしくは 2/3
などの機械装置・器具、専用ソフトウエア、システムの購入、構築費がものづくり補助金で補助を受けながら購入をされていらっしゃいます。
パソコン、タブレット、事務用プリンタ、文書作成ソフトなどの汎用性があるものには使えません。
また、新たな取組につながる投資であること、革新的なサービスであることなどが重要です。
補助対象者
個人の歯科医のみ
医療法人、一般社団法人は対象外です。
ものづくり補助金のポイント
採択率は低め 審査項目を抑えるためにも専門家を
補助金の原資は税金ですから、変な計画を出してくる会社には補助金をもらう事はできません。
ですので、税理士法人YFPクレアでは、ものづくり補助金に強い中小企業診断士をご紹介しております。
ものづくり補助金の採択率は60%程度ですが、最も最先端機器を導入して差別化を行っている東京の歯科でも90%以上採択されています。
専門性・ストーリー性のある事業計画書の作成がポイント
ものづくり補助金は競争率の高く、他の歯科医院と差別化を行いたい歯科医様にはとても魅力的な補助金です。
他の申請者よりも採択されるためには、他にはない独自の専門性・ストーリー性がある事業計画書があると採択されやすくなります。
専門性・ストーリー性のある事業計画書の例としては、地域社会への貢献、障がい者治療など、先生が感じる課題もお話の上で一緒に考えていきましょう。
事務処理が非常に多く、準備期間は1ヶ月
ものづくり補助金は事務処理が多いのもポイントの一つです。
必要書類を取り寄せるのにも時間がかかるので準備期間として1ヶ月は最低必要です。
事業再構築補助金
コロナ禍によって売上が減少した企業に売上が減少した企業が、新分野展開や業態転換などを行って規模の拡大や思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。
必須要件
売上が減少している
2020年4月以降6ヶ月間のうち任意の3ヶ月間の合計売上高がコロナ以前の同3ヶ月の合計売上と比較して10%以上減少していること
新分野展開や事業転換に取組む
オンライン診療や、歯科外科など今まで行ってこなかった新分野への展開などを行う際に補助がおります。
認定経営革新等支援機関と事業計画を策定
弊社も認定経営革新等支援機関ですので、弊社スタッフと一緒に事業計画を策定致しましょう。
事業再構築補助金の対象となるもの例
建物費(建物の建築・改修等)、機械装置・システム構築費、技術導入費(知的財産権導入に要する費用)、外注費(加工、設計等)、広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)、研修費(教育訓練経費等)等
【次のものは補助対象外】補助対象企業の従業員の人件費、従業員の旅費、不動産、汎用品の購入費
補助額
従業員数に応じて100万円~8,000万円まで
補助対象者
個人の歯科医のみ
医療法人、一般社団法人は対象外です。
IT導入補助金
補助について
補助額
通常枠
補助率 1/2以内 30~450万円以下
デジタル化基盤導入枠
補助額 5~350万円
補助対象経費
ソフトウエア購入費、クラウド利用料、導入関連費
デジタル化基盤導入枠は上記に加えハードウエア購入費が対象
ITツール(ソフトウエア)+レジや券売機、タブレット(ハードウエア)
・予約システム
・カルテ作成
補助対象者
個人の歯科医・医療法人も可能
医療法人、一般社団法人は対象外です。
IT導入補助金のポイント
欲しいシステムを選ぶ
IT導入補助金は、欲しいシステムを扱っている会社がIT導入補助金のベンダーかどうかを調べましょう。
問い合わせをしてしまうのが一番簡単です。
IT導入補助金は短期間勝負
IT導入補助金は必要書類が揃っていれば、2、3日で申請可能です。