TKCが2016年6月より、TKCの財務会計システム（FXシリーズ）を利用する中堅・中小企業22万社に「FinTechサービス」を提供いたしました。
「FinTechサービス」とは、預金やクレジットカードの明細からの取引データ収集を自動的に行なうサービスのことです。
これは、TKCがクラウドサービス「FinTechサービス」を経由して、インターネットバンキングやクレジットカード、電子マネーなど全国の金融機関の取引明細データを自動収集し、これをTKCの財務会計システムに取り込むことで正確な仕訳計上を行なえるようになるものです。
近年、利便性の高さからクラウド会計などのFinTechサービスの利用が急速に広まっている反面、企業が同サービスを利用して金融機関の入出金明細やクレジットカードの支払い明細等の取引データを会計システムに取り込む際、データの「取り込み漏れ」や「二重取り込み」など問題が発生する可能性があります。つまり、適性な会計処理をするためには、これらのデータを正確かつ効率的に把握して修正をするなど、会計に精通した担当者を配置する必要がありました。
FinTechサービスのポイント
そこでTKCは取引明細データを会計システムに取り込む際、
1．自動的に差分データのみを取得する
2．現金預入・引出取引、銀行の口座振替取引を自動でチェックする
3．カード利用明細書とカード利用時の未払金計上仕訳をチェックできる
といった機能を持たせました。その結果、漏れやダブりなどといった問題を解消できると言われています。
このFinTechサービスは2015年4月に業務提携したマネーツリー社と共同開発したものです。
また、このサービスを利用するためには税理士法人YFPクレアの税務顧問契約をさせて頂き、TKCの財務会計システム（FXシリーズ）のうち1つと利用契約を結ぶ必要があります。
こんな事業者様に喜んで頂いています！
銀行での取引が多い事業者様
経理業務の時間を短縮されたい方
ETCをたくさん使われる方
法人カードでのお取引が多い方
不動産管理会社など、預金取引が多い業種の方には特に「時間短縮になった」「ミスがなくなった」などのお喜びの声を頂いております。
税理士法人YFPクレアでは、FinTechサービスに関するセミナーを実施致します。詳しくはこちらをご覧ください。
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