こんにちは。行政書士業務担当の大野です。
3月31日、満開の桜がチラチラと散り始めていたこの日、日本金融人材育成協会主催の相続検定2級を受検してきました。
日本金融人材育成協会HP 相続検定
私が受検したのは、令和3年度受検日の最終日。
ということは・・・
この日で合格しないと、令和4年度の試験に持ち越しとなる、崖っぷち的受検※となりました。
(※本来、試験期間中なら、受検料を払えば合格するまで何度でも受検が可能な試験です。)
受検のきっかけは、昨年からYFPクレア行政書士事務所で「相続手続代行業務」が始まった事です。
「相続」に関わる民法(親族・相続)については、過去にみっちり勉強していたので問題はなかったのですが、相続税・贈与税・所得税・法人税等々については、お恥ずかしながら分かっているつもりでも、その実ボンヤリ程度だということを思い知り、基礎から学び直し受検しようと決めました。
もちろん、この勉強で相続に関することの全てを網羅できるようになるわけではありません。
ですが、自分の知識に不安を抱いたままお客様に接するわけにはいきません。
自分の弱点を知る上でも、とても良い機会になると思いました。
さて、内容的には親族図など諸条件が与えられ、財産評価を適正に行い、そこから実際の相続税や贈与税の納税額を計算する問題などが出題されます。
計算すること自体は好きなのですが、計算式が複雑で例外があるため、よく式の意味を理解せず丸暗記していると正しい答えにはたどり着けません。
また、この手の試験では当たり前の「問題文が異様に長い」ことへの対応も、久しぶりの試験で鈍ってしまっていたので練習が必要でした。
もうこれは、地道に何度も繰り返し解くしかない!ということで何回も繰り返し解き続けました。
YFPクレアにも監査担当者の方、資産税部の方など、プロがたくさんいらっしゃいますが、本当に、「税理士試験ってこの何百倍も難しいんでしょ?脳みそ取り換えて欲しい。」と本気で思いました。
試験当日、すでに私の脳内は疲弊しきっていましたが最後の力を振り絞って会場へ。
そんな疲れ切っている状況に更に追い打ちをかけるように、自分の持ち物は一切持ち込み禁止。
ペンも貸与。電卓はキーボードについているテンキーで。
使い慣れない電卓操作に四苦八苦、それだけで心が折れそうでした。
試験問題はパソコン上に表示され、計算用紙も1枚。(使い切ったら新しい用紙を係の人から1枚もらう。)
本番は、いつもと全く違う状況で問題を解くことになりました。
結果、計算に手間取り、解答に時間が掛かりすぎ。焦るし、手は震えるし、変な汗かくし、最悪です。
試験時間目いっぱい使って最後まで問題に挑み続け、いよいよ試験時間終了。
と同時にパソコン画面が暗転、結果がすぐに表示されました。
「合格」。
素直に嬉しい!!
なんだか久しぶりに感じる達成感!!
苦労したけど、すごく勉強になった今回の検定試験。
「大変だったけど、やってよかった」と思える時間でした。
受検が終わっても、これからの業務に活かし、少しでもお客様のお役に立つことができるよう、自分に何ができるのかを考えて、地道に勉強し続けていくことが必要だと思いました。
試験会場を出ると、桜の花びらが風に舞っていました。「・・・サクラ散る。」
いやいや、「サクラ咲く」で無事受検を終えることができました!!
投稿者・投稿者チーム紹介
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YFPクレアの屋台骨!
「経理のことなら私に任せて!」という強者揃いの業務部は
四谷オフィスと浦和オフィスに在籍。
お客さまから預かった資料を会計ソフトに入力したり、会社設立や社会保険関連の手続きをしたりやることは盛りだくさん!
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