こんにちは!四谷監査2部の田村です。
先日、仮想通貨セミナーへ参加させて頂きました。良くも悪くニュースの多い話題の尽きないテーマです。まだまだ流動的な部分も多いのですが、今回理解したことを書かせていただこうと思います。
セミナーを開催してくれたのは一般社団法人JCTA日本仮想通貨税務協会さんです。士業者向けに仮想通貨の啓蒙活動を行っている組織です。
昨年は「億り人」等というような単語がネット上で流行し、仮想通貨のかなりの値上がりを経験された方もいたようです。(その逆に値下がりもですが。)
しかし、値上がりをされた方は要注意です!!
仮想通貨を法定通貨に交換した際には、その都度「仮想通貨評価損益」という形で所得の認識を行うとの事です。さらに仮想通貨と仮想通貨を交換した際の差額も所得認識するとの事です。また、マイニングと呼ばれる作業で仮想通貨を取得した際にも所得を認識するという事でした。所得認識のタイミングばかりですね。(下記図①参照)
仮想通貨で稼いでいる方はかなり取引量が多いとも聞きます。全ての取引をその都度時価で計算する必要があり、かなりの手間になるのではないかと思います。また損益の計算についても移動平均法と総平均法の選択適用が認められており、どちらで計算を行うかで損益の金額もかなり変わってくるようです。
税務申告をする際にもどれくらいの時間が必要となるか、未知数な部分が多いのです。心配な方は是非早めに一度ご相談ください。
投稿者・投稿者チーム紹介
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創立50周年を迎えた税理士事務所です。
新宿(四谷)、さいたま市(南浦和)、渋谷、横浜、千葉、神田、立川の7拠点で活動中。弊社はスタッフの特技や趣味や相性を活かしています。クリニック、歯科医院、調剤薬局、整骨院などの保険診療も含まれる業種、漫画家や作家、保育園、社会福祉法人など、幅広くサポート。
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