こんにちは、税理士法人YFPクレアの越尾です。
只今M&Aのページと事業承継のページを更新中です。
さらにデューデリジェンスについても目下勉強中でございます。
さらにデューデリジェンスについても目下勉強中でございます。
M&Aについて勉強していたときにふと思ったことは...
「あ、私、この事例知ってる...」と言うことです。
もはや何社目かよくわからない私ですが、通算3社がM&Aを実施しています。
1社目は分社化をし、さらにM&Aもしました。
1社目の会社は新入社員で入った食品メーカー。
日本人なら誰もが知っている醤油をメインにトマトケチャップやみりんなども展開している、日本の食卓を支える会社。私もおいしい記憶をつくりたい…という気持ちで入社した会社でした。
1社目の会社は新入社員で入った食品メーカー。
日本人なら誰もが知っている醤油をメインにトマトケチャップやみりんなども展開している、日本の食卓を支える会社。私もおいしい記憶をつくりたい…という気持ちで入社した会社でした。
そんな会社も分社化してできた食品会社K社(しょうゆ、みりん、ケチャップなど)と飲料会社K社(野菜ジュース)。どう考えても食品の方の知名度、ブランド力が高く、どのスーパーに対しても発言力・販売力があります。今まではそれらをバーターにして飲料を売る...という手段を取ってきた手前、飲料会社がうまくいくイメージは沸きませんでした。
そこにM&A!
買収したのは女性なら誰もが知ってるような豆乳で有名だった飲料会社であるF社。コンビニの飲料売り場に入れるのは実はいつも熾烈な戦い。あそこに入るだけですごいのですが、「いつもの定番」という顔で入っているその飲料会社F社を買収したのでした。
しかも、大豆の仕入だったら食品会社K社の右に出るものはいないと言われるほど殿様だった食品会社K社。飲料会社F社にとっても、K社と合わせて大量購入だからこそできる仕入れ値を下げることができる。
そんなM&Aでした。よってまとめるとこんな感じです。
食品会社K社にとってのM&Aメリット
・大豆の大量購入による仕入れ値を若干安くできる
そんなM&Aでした。よってまとめるとこんな感じです。
食品会社K社にとってのM&Aメリット
・大豆の大量購入による仕入れ値を若干安くできる
飲料会社K社にとってのM&Aメリット
・コンビニの定番をとっているF社の販売力を使えるようになる
飲料会社F社にとってのM&Aメリット
・大豆の仕入においてK社の購買力を使えるようになる
・給与体系がK社(食品、飲料統一)と同レベルまで上がるのでやる気アップ
簡単に言うとこんな感じです。
分社化したときに飲料会社K社はどう考えても生き残れる要素がなかったため、社内ではM&Aをするだろうと予想は立てられていました。
その結果、白羽の矢が立ったのが飲料会社F社。
社内の人間もびっくりするくらいいいM&Aだったと思います。
なかなかこのように両者Win-Winになる相手をすぐに見つけることは至難の業です。ゆっくり時間をかけてタイミングを見てM&Aをすすめて頂ければと思います。
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